BusinessCafe関西

~運営ビジョン~

私たちが目指す次世代経済

出逢いたい顧客に出逢るために成果を高め合うビジネスコミュティとして運営している「BusinessCafe関西」…私たちには、次世代につながる価値づくりに向けたビジョンがあります。

それは、価値の作り手(事業者)と価値の使い手(生活者)の顔が見えるコンパクトな範囲での経済循環…これは、何も特別な仕組みではありません。

ピッチが合うパーソナリティ

「この人から買いたい…この人にお願いしたい」

「この人に幸せになってもらいたい…この人だから頑張りたい」

 

「BusinessCafe関西」では、事業者と生活者の「顔が見える関係性」を築く場を、少しずつ設けていきます。

 

これまでのマスマーケティングとは逆行する流れかもしれませんが…

相互のパーソナリティやその人の想いの背景までも理解共感し合う関係性こそが、とても自然に長く続く信頼になり得ます。

さらに、私たちがとても重要視しているのは、「オンリーワンの主体性のシフト」です。


これまで「オンリーワン」の概念は、各企業が同業他社にマーケットシェアを奪われないための事業戦略に主体性があることが主流でした。

しかし…

そもそも「オンリーワン」とは、各家庭ないしは一人ひとりの生活者の中にあるものです。

「自分はどのような生きざまで、どのように暮らして、どんな働きをしたいか」…それらを実現することが主体であるのがとても自然なこと…

  

したがって、私たちは、阪神間という地元において、コンパクトに「価値の作り手と使い手」の顔が見える関係が生まれる場をつくります。

また、生活者側のオンリーワンの暮らしを実現させるために、個人事業主だからできる「顧客と共に価値を創る…価値共創」のスタイルを、あたりまえのように示すことが重要だと思っています。

 

これからの社会環境において、この国の経済循環の根幹には、一般生活者の「民度向上」が不可欠と考えるからです。

民度が上がる経済循環をコンパクトに挑む…つまりはそういうことになります。

顔が見える関係を取り戻す

これまで大手企業を中心とした経済活動においては、利便性の追求や利益の最適化から、合理化と効率化を中心としたマスマーケティングなどの手法により、「作り手と使い手の相互の顔が見える関係」が希薄となっていきました。

もちろん、それが悪いことばかりではありません。

各企業が、自社こそがオンリーワン企業と、競争戦略に邁進したことで、技術革新が進み、利便性の高い商品・サービスをリーズナブルに提供されるようなメリットもありました。

 

ただし…もうすでに、今この国は、過去誰も経験したことがない急激な人口減を伴う「慢性的経済マーケットの縮小」という、未曽有の時代に入っています。


まさに、これまでの経済マーケット成長を前提とした常識・固定観念・既成概念が、ほとんど通用しない時代とも言えます。

そして、大手企業ほど顕著に表れがちで、組織硬直化から、マーケット規模縮小へ対応力や、新たな価値創造力に限界が出てきているとも言われています。

草の根から良質な価値づくり

そうした中…私たちの「BusinessCafe関西」に参加され続ける多くの個人事業主には、とても大手企業では実現しない価値創造に挑む方々が多くおられます。真摯にお客様と向き合う素敵な方がたくさんおられます。

 

なぜ、個人事業主がキラッと光り始めたのか…。

その背景として、大手企業や大都市と違い、地方の場合は、既に人口減かつ慢性的不況は、リアルな課題でもありました。

既にマーケットが縮小しているだけに、いま目の前にいるお客様を失うと、後がありません。

しかし、「後がない」という環境だからこそ、顧客と向き合う姿勢において、素敵な三要素が生じやすい傾向にあります。


  1. 一人ひとりのお客様と真摯に向き合う姿勢
  2. 一つひとつの仕事をていねいにする姿勢
  3. 自分自身の暮らしにの中に価値創造のヒントをブラッシュアップする意欲姿勢

ここで、その具体例の提示は枚挙にいとまがないので、割愛しますが…彼らの挑む価値づくりにおいては、顧客側の満足度の高さを引き出し、大手企業とはひと味違う「適正価格」として評価され、地に足の着いた「なりわい」にされています。 

人為的に造られた常識よりも…

確かに大手企業が提供する商品やサービスには、一定のブランド力に基づく安全性もあるかもしれません。

しかも、大量生産や組織力などによる価格競争力も高いことから、リーズナブルなこともあるでしょう。

ところが、とても残念なことに、「大手企業だから安全」という神話は脆くも崩れ去りました。 

  • 国の不正指摘後も無資格検査して出荷したり、燃費データの不正計測などの自動車メーカーたち
  • 40年以上も前からデータ改ざんし続けていた製鉄会社
  • 業績悪化した融資先のデータ改ざんや中小企業の景況調査で不正をしていた金融機関
  • 免震パネルや防振ゴムのデータ偽装をしていたゴム製造
  • 長年にわたり不適切会計によって利益操作していた電機メーカー
  • 杭打ち工事のデータ改ざんをしていた建材メーカーと不動産関連グループ
  • 製品偽装をしていたハム製造や乳業会社

過度の競争原理から、何が過ちであるかの判断すら麻痺してしまった社会構造の象徴的なことかもしれません。  

大手資本力や政治力によって人為的に造られた常識や、情報操作的に造られたイメージ戦略によって、あたりまえの豊かさは損なわれているのかもしれません。

 

ところが…ここでとても大切なのは、何も大手企業が悪いという話ではないのです。

一般生活者一人ひとりの自覚・自立・自律こそが、今この時代に強く求められいるように感じます。

  

一人ひとりの生活者から、自分はどのように暮らしたいのか、どのように働くべきなのか、どのように次世代の子供達に背中を魅せていけば良いのか…まさに、生活者の中にある心豊かな「あたりまえ」を、カタチに換えていくことが、これからの時代に求められることなのでしょう。

 

一流大学に行って、有名企業に勤めるのが目的やゴールではないはずです。

どこに行って何を学び、どこに勤めても顧客に愛される価値をどうつくり…自らもまた自分の幸せを築くことが目的です。

個人事業主も生活者

「BusinessCafe関西」の各種交流会やセミナーにご参加される個人事業主に、一つの変化も生まれていきました。

 

ここで開催されるメニューは、常にそれぞれの事業者が「まず私自身が、どこにいる誰にどのような幸せをもたらせることを目的としているのか」という整えるところに向き合っていただくものが大半です。

 

そうしたことも背景にあるのか、参加当日出逢った事業主同士が、相互の目的に共感・共鳴が生じると、実際に相互の商品やサービスを使うことも珍しくなくなってきます。取り扱い商品は、あくまでも顧客側の幸せを築く目的の手段にすぎません。


いわゆる個人事業主も、立ち位置が変われば一般生活者としてのお客様になります。

そして、実際に商品やサービスを活用してみて、本気で感動した点や、さらにこうすると他のお客様にも喜ばれるのでは?という忌憚のないご指摘も生まれていきます。

 

いわゆる経営者同士での「無責任な評論」ということではなく、まさに価値の作り手と使い手の対等な関係が生まれ、良好な関係が続いていきます。もはや、事業者同士での高め合いにとどまらず、事業主と顧客の良好な関係です。

  

大手企業では実現できない価値創造が、「自分がどう暮らしていきたい」「自分がどう働いていきたい」に直結することに、小さな感動と大きな満足が生まれていく…その満足度こそが、適正価格を産み、細く長く…太く強く続く「需要と供給」というリアリティになっています。

この人から…この人だから…

私たちは、まずはこの「BusinessCafe関西」に参加されている一部の事業主から、一般生活者向けにビジネスピッチ(仮称)をしてもらおうと考えています。

ここでは、よくある「うちの製品を買ってください・サービスを使ってください」というような、プレゼンテーションではありません。

どちらかというと、次のような「お仕事の姿勢」をアピールいただきます。 

  • 私は、主にどこにいるどういう方に、どんな幸せをもたらしたいと思っています。
  • その目的に沿うために、今は手段としてこのような商品サービスがあります。

私たちのビジネスコミュニティでは、ご参加される事業者さんには、必ずその事業目的を整えていただくことを続けてきました。

 

すると…「え…?こんな素敵なお仕事姿勢の方が、まだこの国にはたくさんいるの?」と驚かされることが、ずいぶんと続きました。

 

もちろん、全ての個人事業主とは言いませんが…

中には「そんなの絶対大手企業はやらないことだ」と感動させられることばかりか…「あれ?自分達のこれまでの常識を本当に疑って考えないと、ずいぶんと心豊かさを失って情報操作されたモノを買ってしまっていたかも…」とご自身を律することすらありました。

 


まだ、一般生活者に事業主からピッチいただく機会の具体的実施方法は、2019年以降のリリースとなりますが…「平成」を終えようとしている頃から、事業者同士でそれを始めようとしています。

先ほども書きましたが、事業主も立ち位置を変えれば、一般生活者ですから…

一般生活者もアウトプットへ…

流れとしては、上記のとおり、まずは一般生活者に向けて、個人事業主がビジネスピッチをしてもらいますが…いずれは、その逆も実施していく構想を描いています。 

ネーミングはまだ決めていませんが「生活者ピッチ」という仮称にしておきましょうか… 

つまり…個人事業主の前で、一般生活者が想いを語っていただく機会です。

  • 私は実はこんな暮らし方をしてみたいと思っている
  • 私はこんな働き方をしたいと思っている
  • 私の子供達にはこんなことの感性を磨いてほしいと願っている 

さまざまな想いを語っていただき、それを聴いている事業主の中から「あ…それならこんな工夫をすれば実現できるかもしれません」と名乗り出るイメージです。

 

しかしまあ…多くの一般生活者がこのように仰います…「いえいえ、そんな想いを語るだなんて…うちは普通で良いんです…」


その「普通」をアウトプットする機会って、今までありましたか?

ある尊敬する建築家からお聞きした話では、設計依頼主の9割が「うちは普通で良いんです」とおっしゃるそうです。

しかし、建築家がヒアリングを進めると…その「普通」というのが、すべての家において全く違う…誰一人同じものなど無いということ…

 

そう…生活者一人ひとりが、自分オンリーワンの想いを自分でカタチにするのが、幸せを築く歩みとなることです。

そのお手伝いを各種プロが寄り添う機会づくりとして、この「生活者ピッチ」の機会を設ける予定です。

しかも、それはネットやSNSなどではなく、あくまでも「顔が見える関係性」を本質とするために、リアルな場で行います。

歯車を合わせることを、「ピッチを合わせる」という表現を使うことがあるようですが、まさにそんなイメージです。

一人ひとりのオンリーワンの暮らしづくりに向けて…生活者と事業者が歯車を合わせて価値を共に創っていく…つまりは「価値共創」のスタイルとなります。

 

いつまでも「価格競争」の中で画一的なものを買うのではなく…

自分らしく「価値共創」のスタンスで想いをカタチに換えていく生活スタイルであり、これからの一つの経済のあり方なのです。

 

この顔が見える関係を、私たちの造語で「パーソナリティピッチ」としています。


私たちの実現の可能性

この構想・ビジョンの実現性に向けて、6年以上のコミュニティ運営で、以下のようなご参加実績が活きてくるようになってきました。

コミュニティ立ち上げ当初から、何を目的とするのかの「軸」にブレを生じることなく運営してきた結果、感覚的に理解共感される個人事業主が集まってきたというのが実態です。

正直、立ち上げた当初は閑古鳥が鳴くほど、この方向性は全く見向きもされない時期もありしました。

これも粘り腰の結果でしょうか…。

 

以下二枚の画像は、ご参加者の属性や、これまでの活動の融合性を示したものです(PCでは拡大表示可)


構想をオープンに…

「BusinessCafe関西」に初めて来られる方には、最近この構想ビジョンをお伝えしています。 

中には「そんな大事な構想を…オープンにお話しされて良いんですか?」と耳打ちされてくる方もおられます。

 

そうした時は、常に笑顔で即答します。

「全然構いません…なぜなら、こういう動きは、全国の至る所で起こり、それが長く続くようなことになって欲しいですから!」

このビジョンは、いわゆるビジネスモデル化したり、胴元ビジネスのような仕掛けをしても、必ず不自然な歪みが生まれます。

 

そんなことよりも、私たちが創りたいのは「未来のあたりまえ」です。いわゆるブームとなることを望んではおらず、これが一つのスタンダードになるべく「ムーブメント」にしたいだけですから…

 

そして、そもそもが「顔が見える関係づくり」なので、とても限られたエリア内、限られたマインド内で、コンパクトに実施しないと、間違いなく「軸」がブレます。


私たちの本質的な最終目的は、草の根的に一般生活者の「民度」が上がることです。

草の根で、笑顔創造がゲリラ的かつ自然派生的に生まれないと、一人ひとりの生活者はいつまでもクリエイティブになりません。

それは、もちろん、クリエイティブな働き方にもならないということも意味します。

 

依存型および迎合型の「受動的消費者」のままでは、この国の心豊かさと、価値創造のチカラは失われていきます。

この国は、もうそろそろ…「創造的生活者」として自立と自律が芽生えないといけない時期です。

  

そもそも、一人ひとりは、「幸せ」になるために生まれてきたのです。

経済は、「ありがとうの循環」で成り立っています。

 

労働搾取された上に、空虚な豊かさに、息苦しいと感じるのなら、まずは生活者から、さまざまなことに関心を持たないといけません。

つまりは「無関心」や「あきらめ」が一番怖いんですね…。関心を持ってもらえるなら、いくらでも構想はオープンにします。

 

私たちは、上記に触れた「事業者向けの講師エントリー」は、既に始めていますし…

一般生活者に向けた個人事業主による「ビジネスピッチ」、事業者の前でつぶやく「生活者ピッチ」などは、2019年から本格稼働します。

  

価値を創る機会は、生活者にも事業者にも対等に存在しています。

「辛」に「一」を足すと「幸」…クリエイティブなことは、生活者一人ひとりに存在しています。

私たちと共に歩みましょう。